「エアコンを運転していたらすぐに止まってしまう、、、」
「部屋が全く涼しくならない、、、」など
夏の熱い時期にエアコンが止まってしまうと困りますよね。
熱中症のリスクも考えるとすぐに修理しないといけません。
しかしエアコンが止まってしまったからといって、必ずしも故障しているとは限りません。
エアコンが止まってしまうのは、どんな原因があるのでしょうか。
この記事では原因と対策を時間別でご紹介いたします。
エアコンが止まってしまった際には是非、参考にしてみてください。
エアコンが勝手に止まってしまう原因の1つ目はルーパーになります。
ルーパーとはエアコンの風向きを調整する機能を果たしているものでエアコンの前面に
付いている部品です。
ルーパーがうまく作動しないと風向きを調整できず快適にエアコンを使用することは
できません。
エアコンの掃除を行った際にうまくルーパーが付けられていないと
引っかかってしまいエアコンが動かなくなってしまいます。
エアコンが急に止まってしまったときにはまず、ルーパーの位置を確認してみてください。
ルーパーが正しい位置にあるにも関わらずエアコンが動かない場合は修理依頼を検討してください。
エアコンが勝手に止まってしまう原因の2つ目にファンヒーターが回っておらず
エアコンの風が送り出せないケースも考えられます。
確認の方法として運転モードを冷房から送風に切り替えてもエアコンの吹き出し口から
風が出ていなければファンが上手く回っていない可能性があります。
ファンの部分を自分で修理しようとして傷つけてしまうと
修理代が高額になる可能性がありますので
ファンが回っていないと感じたら修理を依頼するようにしましょう。
エアコンが勝手に止まってしまう原因の3つ目に前面グリルがしっかりと閉まっていないことが挙げられます。
空気集塵式のエアコンでよく起こります。
エアコンが止まってしまったら前面グリルが閉まっているかどうかも確認しましょう。
次にエアコンが止まってしまってからの時間別対策を紹介します。
止まってしまってからの時間によって原因や解決法が異なりますので
参考にしてみてください。
エアコンの電源をすぐに入れて止まってしまう場合はエアコン内部にあるマイコンが
誤作動を起こしている可能性があります。
マイコンとはエアコンをはじめ、冷蔵庫や洗濯機などに搭載されており、リモコンから送られてきたデータや室温、光、人の動きなどの各種センサーからの情報、室外機からのデータをプログラムに従って処理しファンやルーパーを作動させるものです。
そのため、エアコンを快適に作動させるために必要不可欠な機能になります。
マイコンが誤作動しているときには1度コンセントを抜き3分ほどスイッチを入れずに待ってみましょう。少し時間を置いてから再起動させると、正常に作動する場合があります。
もし再起動させても運転しない場合は基盤の故障等も考えられるため
修理の依頼を検討するようにしましょう。
エアコンが5分程度運転して止まってしまう場合は室外機のファンモーターや
プリント基板の故障が考えられます。
室外機のファンが正常に回っているか確認するようにしましょう。
またファンが正常に回っていたとしてもコンプレッサーが正常に動いていないと
止まってしまいます。
対処法として上記と同様に1度コンセントを抜き3分程待ってからスイッチを入れて確認してみてください。
もしそれでも運転しない場合は修理を依頼するようにしましょう。
30分程度動いてから止まってしまう場合は室外機の放熱不良が考えられます。
放熱不良は室外機の前や後ろに障害物があると起こる現象です。
放熱不良でエアコンが止まってしまったときは、室外機の温度が下がるまで半日ほど
送風運転しかできないこともあります。
対処法としては室外機の周りにはできるだけ物を置かずに
風通しを良くするようにしましょう。
もし障害物がなくても止まってしまう場合はセンサーの異常やプリント基盤の故障が考えられるので修理を検討するようにしましょう。
この記事ではエアコンが止まってしまう原因とその対処法について
紹介しました。
エアコンが突然止まってしまうと快適に生活できなくなるだけでなく
真夏などの高気温の時には熱中症などのリスクも十分にあります。
原因が分からず対処できない場合は迷わず修理を依頼するようにしましょう
